あまりよく知りませんが、世の中にはナムコ派とセガ派の対立があるそうです。
とはいえ、セガについて「セガのゲームは世界1」といった過激な主張が見られるのに対して、「ナムコのゲームは宇宙1」という主張は聞きません。
さて、仮に「ナムコのゲームとセガのゲーム、どっちが良いと思う?」という設問があるとしたら、どう答えるでしょうか?
全く個人的な答えは文句なく「ナムコ」です。
ぬるい素人の私が遊んだときの満足感は「ナムコ」のゲームが勝るという感想があるからです。これは、セガが通好みであることの対極にある評価なのだろうと思います。
このような対比は、たとえばPlayStationとリッジレーサー、SEGA SaturnとデイトナUSAを同時期に買って、どちらをより多く遊んだかという実績から導き出されます。
ちなみに、Saturnは1台使い潰して2台目を買ったぐらい使い込んでいます。ドリキャスもしっかり買っています。セガのゲームはやらないわけではありません。セガガガも最初に販売された時点で買っています (ほとんどやっていませんが)。
しかしナムコのゲームを多数やってる訳でもない §
しかし、ナムコに対する好印象は、実際には少数の限られたゲームによって得られたと言っても過言ではありません。多数あるナムコのゲームの大多数は、やっていないのです。
では、具体的に何によって好印象を得ているのかと言えば、8割はACE COMBATシリーズであり、その半分以上はACE COMBAT 5で占められます。
では残り2割は何かというと、おそらくリッジレーサー シリーズです。
リッジレーサー シリーズをどれぐらいやったかというと…… §
実際に買ったのはPlayStation用として以下の3本。
- リッジレーサー
- リッジレーサーレボリューション
- レイジレーサー
PlayStation2用としては以下の2本です。
- リッジレーサーV
- R:RACING EVOLUTION
R:RACING EVOLUTION以降買っていないのは、R:RACING EVOLUTIONで「うーん、ちょっと凝りすぎて違うかな」という印象を持ってから敬遠しているためです。
この中で、特にやったのはリッジレーサーとリッジレーサーVです。
理由は以下のようなものです。
- ゲームそのものがシンプル
- 気楽に取り組むことができる
- 適度にデフォルメされていて、凄い成果を出したかのような錯覚が得られる
- シンプルながら奥が深い
これらにより、割と長期間遊べたのが好印象を残します。
実はこれらの特徴は、ACE COMBATシリーズとも共通します。なぜリアルなフライトシムよりもACE COMBATシリーズなのか、という理由と、なぜリアルなグランツーリスモよりもリッジレーサーなのか、という理由は、おそらく似ているでしょう。
リッジレーサーVのやり込み度 §
難易度easyだったと思いますが、走行距離3000kmオーバーで入手できるパックマン車も入手していました。
ところが、初代PlayStation2のメモカが消える欠陥によって、そのデータが飛んでしまいました。
その後でやり直したものの、パックマン入手まではやっていない状況でした。
さて、時は流れて2008年7月の今。
PlayStation2のDVD読み込み不良問題から修理に出そうと思ったのですが、実際に読み込み不良が起きるDISCを付けて修理に送りたいと思っていました。しかし、できれば手元に置いておきたいACE COMBAT 5で現象は頻出し、ACE COMBAT ZEROで希に起きるだけ。他のDISCではなかなか起きません。そこで、手持ちのいろいろなソフトを試していたのですが、「リッジレーサーVも久々に走って試してみよう」と思いました。
古いセーブデータを探して読み込んでみると、走行距離は2686kmになっていました。少し走ってみると、2810kmにまで上がりました。3000kmまであと一息です。
このまま、パックマン獲得まで走ってみてもいいかな、と思いました。
気楽に遊ぶという意味では、やはり複雑すぎないリッジレーサーVは良いゲームです。
ランキングの名前 §
リッジレーサーVのランキングの名前を見ると……。
DEVILと並んで、DISIONやFIONAといったACE COMBAT 3っぽい名前が見えて思わずにやり。ACE COMBAT 5のMISSION 27+『THE UNSUNG WAR』の離陸ステージのハイウェイ上にリッジレーサーの車がいることといい、文化的にリッジとエースはどこかでつながっているのかもしれません。
感想 §
「良いゲーム」の定義が1つではあり得ない以上、人によって結果が変わるのは当然であるし、同じ人でも状況が変われば違う結果を出す可能性もあります。
従って、ナムコとセガのどちらのゲームが上かという設問には全く意味がないと考えるべきでしょう。ここで問われるのは、自分にとってどちらのゲームがより合っているか、という属人的な相性の問題なのでしょう、たぶん。